ステロイド治療だけに頼らずに、アトピー完治を目指そう

アトピーの完治を目指すには、体内の環境を整える事から。

辛いアトピー性皮膚炎の治療は、ステロイド外用薬の治療だけが拠り所だと考えていませんか?

確かに、ステロイド外用薬の治療は必要です。症状も改善されていきますし、見た目も綺麗に、また、かゆみ等も軽減させていきます。

しかし、ステロイド治療だけでは完全な完治を目指すのは難しく、また、ぶり返してきたり、耐性が付いたりして、効き目が期待できなくなることもあります。

アトピー治療の脱ステロイドって聞いたことありますか?さすがにすぐにアトピー性皮膚炎の症状が改善するわけではありませんが、ステロイドを使わなくても、保湿をしなくても、キレイな肌を維持できるように、「自分の内面からの力」で治していきましょうという考え方です。

脱ステロイドが体や、アトピーにとってのいいものだと言われていますが、いきなり、使わなくなるのは危険です。アトピー性皮膚炎の辛さに耐えられずに、かきむしったりして余計に酷くなる場合があります。

まずは、ゆっくりと体内環境から整えてゆきましょう。

アトピー性皮膚炎とは、どんなものなのか?完治はするのか?

アトピー性皮膚炎とは?

アトピー性皮膚炎とは、皮膚の炎症を伴う病気です。主な症状は「湿疹」と「かゆみ」です。

日本皮膚科学会の定義では、①症状が 良くなる・悪くなるを繰り返す ②痒みのある発疹(湿疹)がある ③多くの場合にアトピー素因がある とされています。
アトピー素因とは、本人や家族に気管支ぜんそくやアレルギー性結膜炎などの人がいてIgE抗体を作りやすいことをいいます。

そしてアトピー性皮膚炎は、アレルギーを起こしやすい体質の人や、皮膚のバリア機能が弱い人に多く見られます。
一般的に、6カ月以上(乳幼児では2カ月以上)続くとアトピー性皮膚炎の慢性と判断されます。

アトピー性皮膚炎は年齢に応じて症状が異なり、乳児期は頭と顔に急性の発疹が出てジクジクします。幼児期になると皮膚が乾燥してひじやひざの内側に発疹が出やすくなり、症状が慢性化すると皮膚が硬くなり苔癬化します。

成人になると主に上半身に症状が見られ、さらに炎症が強く苔癬化してきます。症状を慢性的(乳児の場合2カ月以上、他の年代の方は6カ月以上)に繰り返す、発疹に新しいものと古いものが混在していること等で診断がなされることもあります。

アトピーの湿疹の特徴

赤みがある、じゅくじゅくして引っかくと液体が出てくる、ささくれだって皮がむける、長引くとごわごわ硬くなって盛り上がる
左右対称にできることが多いなど、
そして、おでこ、目のまわり、口のまわり、耳のまわり、首、わき、手足の関節の内側などに出やすいとされています。


アトピーの辛さは、他人には、わかりづらい。完治までに心折れそうに

アトピー性皮膚炎は、全ての人に平等に訪れる訳ではありません。ですから、分からない人には、辛さがわかりにくいのです。

アトピー性皮膚炎を起こしやすい体質

遺伝も関係していると言われ、ご家族にアトピー性皮膚炎の人がいる場合、その体質を受け継いで、アトピー性皮膚炎を起こしやすくなることがあります。

あと、アトピー性皮膚炎のご家族等がいらっしゃらない場合でも、皮膚のバリア機能障害や免疫調節機能の障害などの要因もあります。

アトピー性皮膚炎の患者の皮膚は炎症のない時でも、セラミドと天然保湿因子が不足していることが多いと言われています。これらは、アトピー性皮膚炎の由来の炎症によって失われることもありますが、内因としてもともと不足しているとも言われています。そのため細胞の間に隙間ができて、皮膚バリアが弱くなると共に細胞内の水分が失われ流状態となり、皮膚は乾燥しやすくなるなります。このような状態の皮膚をアトピックドライスキンと呼ばれ、アトピー性皮膚炎の乾燥の原因となっています。

皮膚バリアー機能

皮膚バリアーとは、上記にも出てきましたが、皮膚は表面の皮脂膜やその下の角質細胞、角質細胞間脂質などが身体のバリア機能の役割を担っており、外からの物質の侵入や、体内からの水分の蒸発による皮膚の乾燥を防いでいます。

これらの皮膚のバリアー機能が弱まっているため、外からの異物が容易に皮膚の中まで入りこみやすい状態となっている及び、体内からの水分の蒸発しやすく乾燥肌状態になっているところに問題が発生しやすくなります。皮膚のバリアー機能はもともとの体質もありますが、皮膚を引っかいたりこすったりといった物理的な刺激や、汗、石鹸、化粧品、紫外線などによっても低下します。

天然保湿因子

角質層にある低分子のアミノ酸や塩類などの事を言います。ナチュラル モイスチャーライジング ファクター(NMF)ともいわれ、水分をつかまえて離さない性質があります。

皮脂と皮脂膜

皮脂膜とは、皮脂腺から分泌される皮脂(油分)と汗腺から出る汗(水分)によって構成された天然 のクリームです。

人の体温に近い35~36度くらいで融けて広がり、肌表面に薄い皮膜を形成し皮膚の表面をおおい(皮脂膜)、外界の刺激から肌を保護するとともに、肌水分(角質層の水分)の蒸散を防ぐという役 割を果たしています。

皮脂膜が無ければ、肌は無防備な状態となり、肌水分も失われやすく、乾燥肌になりやすく、また、角質層の剥離を防ぎますので、角質層の保水構造を健全に保ち、肌の滑らかさを保つことに大きく寄与しています。

角質細胞間脂質

表皮で作られ、角質細胞と角質細胞のすき間をうめている脂のことで、主にセラミド、脂肪酸、コレステロールで構成されます。分かりやすく例えるなら、角層をレンガ塀に例えるならば、角層細胞はレンガに、細胞間脂質はレンガ同士の間を埋めるセメントに例えることができます。

つまり、角質細胞同士をくっつける接着剤の役割とともに、水分をサンドイッチ状にはさみ込み逃がさないようにする働きもあります。細胞間脂質は、角層細胞と角層細胞の隙間を満たして、外部からの刺激の侵入や、体内の水分の過剰な蒸散を防ぐ、角層のバリア機能の一端を担っています。

アトピー性皮膚炎の原因はバリア機能異常と免疫の過剰反応

アトピー性皮膚炎は、内的要因と、外的要因がありますが、それらの根本は、体の外から侵入してきた敵と戦って退治する免疫反応によって起こるものです。

通常でしたら、免疫反応は細菌やウイルスなどから身を守るために必須のものです。しかし、アトピー性皮膚炎ではこの免疫が過剰に反応し、本来退治する必要のないものに対しても不必要に攻撃をしてしまうため、皮膚に炎症が起きてしまうことが病気の根本にあります。

免疫が過剰に反応する理由としては、もともとのアレルギーを起こしやすい体質、遺伝や先天的・後天的の皮膚のバリア機能低下も大きく関係しますが、痒みや痛みが長期間皮膚に加わる強い刺激やストレス、アトピーの為に眠れないなどでの疲労なども免疫を不安定にしてアトピー性皮膚炎を悪化させることがあります。

そして、ステロイド治療では、この炎症を抑える治療となり、免疫が過剰に反応するということに対しての根本治療ではありません。

体内環境も整えていくということも考えなければ、完治は目指せないのです。

アトピーは、見えている皮膚表面だけの治療だけでなく、身体の中から完治を目指す。

体内環境を整えて、アトピーの完治を目指すのと同時に、今現状の症状もきちんと抑えることを心がけましょう。

アトピー 治療のポイントは、まずはしっかりと炎症を抑えること。

アトピーの悪化を防ぐスキンケアをまずは考えましょう。

アトピーによる皮膚の炎症が続くとそれに伴って痒みも持続し、さらに痒いからと皮膚を引っかいてしまうことにより炎症が悪化したりします。そうなると、バリア機能もさらに低下し、外からの刺激をますます受けやすい状態になります。

これでは、余計にアトピーが悪化していきます。

身体の中から、体質改善をする前に、これらの悪循環で、アトピーが悪化を食い止めるためには、ステロイドの処方などで早くしっかりと炎症を抑えること、そしてクリームなどで、皮膚を健康にうるおいを保つスキンケア、さらに皮膚への刺激を減らすことが症状コントロールのポイントとなります。

症状をコントロールしながら、体質改善を図っていきましょう。


アトピー完治を目指すには、体内環境の適正化が鍵。抗酸化作用についても考えるべきです。

すぐに目に見える形で変化は期待できないですが、身体の中から、健康になっていくといくことが大切な考え方です。

抗酸化という言葉は、よく耳にするとは思いますが、いまいち何の事かな?と思っていらっしゃる方も多いはず、まずは、抗酸化というのはどういう事なのかを簡単に説明します。

身体の酸化について

抗酸化とは、体が酸化しないように対応をする事です。酸化というのは、体内で活性化した酸素(活性酸素)が体内の細胞を侵食するため、さまざまな悪影響を身体にもたらす作用のことです。このことがよく言われる「体が錆びた」状態です。

私たちは、当たり前ですが、どんな時も呼吸をしています。その呼吸の中でも、一番大事な要素は酸素です。

酸素の仕事は、呼吸とともに肺に入り込み、そこから血液に溶け込み体の中の栄養素と結び付き、体を動かすエネルギーを作り出します。

ところが、体内に取り入れた酸素がすべてエネルギーを作るために使われれば良いのですが、使われずに、残った酸素の一部が活性化し活性酸素になります。この活性酸素は、細菌を排除する役割も持っていますが、一方で増えすぎると正常な細胞も傷つけてしまうという、いわゆる悪玉活性酸素にもなってしまいます。なかでもヒドロキシルラジカルは糖質やタンパク質、脂質などのあらゆる物質と反応し、最も酸化力の強い、悪玉活性酸素に変化してしまいます。

活性酸素とアトピーの関係性

からだにはそれらの活性酸素に対抗する機能も備わっており、ビタミンC、ビタミンE、β-カロテンなどの抗酸化ビタミンなどがその働きを助けます。体内の抗酸化作用が十分に働いていれば、身体の細胞は活性酸素に傷つけられることなく、健康な状態を維持できます。

しかし活性酸素が多すぎて十分に体内で処理しきれないと、悪玉活性酸素は増えていき細胞は傷つけられて正常に働かなくなります。さらに悪玉活性酸素がコレステロールや中性脂肪といった脂質と反応すると、過酸化脂質を作り出します。過酸化脂質も細胞を傷つけ、肌の保湿機能まで奪います。
このような過剰な活性酸素や過酸化脂質は、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患をはじめ、様々な成人病(生活習慣病)の原因の一つとされています。

ですから、アトピー性皮膚炎の改善には、この体内の抗酸化ということからも考えていかなければいけないのです。

抗酸化を考えて、体内からアトピー性皮膚炎を直してゆくには

内服薬を処方してもらってる人は、お医者さんか、薬剤師さんの指示通り進めていきましょう。

そして、それにプラスして、体内から、悪玉活性酸素を追い出して、身体のサビを綺麗にしてゆきましょう。

抗酸化ビタミンの働き

ビタミンC
ビタミンCは水に溶けやすいビタミンです。人のからだのおよそ6割は水分が占めています。そこヒドロキシルラジカルなどのにフリーラジカルが発生した場合、体内の水分に溶けているビタミンCがそれらを増えないようにしてくれます。

ビタミンE
ビタミンEは油に溶けるビタミンです。細胞膜や血液の中に存在するコレステロールを運ぶタンパク物質などに多く含まれています。コレステロールが酸化されることでできる悪玉コレステロールも、ビタミンEが防ぐそうです。脂溶性なので、油と組み合わせてとると吸収率がよくなります。

β-カロテン
β-カロテンは、以前はβ-カロチンと呼ばれていて、緑黄色野菜や果物等に含まれている色素のひとつです。このβ-カロテンは、からだの中でビタミンAに変化することが一般的ですが、、β-カロテンの一部はビタミンAにならず、酸化防止の働きもすることがわかってきました。  脂溶性で熱に強いため、油と一緒にとると吸収もよくなります。

ビタミンB2
ビタミンB2は、水に溶けやすいビタミンのひとつです。ビタミンB2は先ほども説明しました通り、細胞を傷つけ、肌の保湿成分を奪う過酸化脂質を分解するのを助けます。

抗酸化作用でアトピー性皮膚炎の完治を目指そう。

まず基本は日常の栄養バランスの良い食事から、そして、サプリメントを上手に取り入れてみるのもいいと思います。
抗酸化ビタミンのはたらきについて、まだはっきりわかっていないことが多くありますが、抗酸化作用を考えて、身体の中から健康を考えアトピー性皮膚炎のステロイド治療や、投薬治療から解放され、完治を目指しましょう。

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